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暦が変わりました
滝口建築
今日から暦が変わりまして、第五十三候 霎時施(こさめときどきふる)です。
二十四節季や七十二候は中国からの伝来なので日本の四季とは合わないというお話もありますが、今年は台風接近に伴う雨模様で霎時施にはぴったりのお天気でした(細かい事を言うとパラパラ降る雨のことなのでちょっと違いますが…)ね。
ここ数日の晴天でビオトープの苔もあまり元気がなかったのですが、よい恵みの雨になったでしょうか。
ちなみにこの苔は、改築のお客様のお宅の茅葺屋根に群生していた苔を頂いてきたものです。
そうそう、苔は枯れるということはないそうですね。カラカラのお天気続きで茶色く干からびているように見えても、雨が降ればまた緑のフサフサになるんですよね。
この苔も、ただ剥がしてビオトープの周りに敷いただけなのに、苔の生命力には驚かされます。
霎時施というと、見慣れない「霎」の字。
意味を調べると、霎の一文字で「通り雨。しばし。ごくわずかな間。瞬間的な」という意味があるそうです。
富士五湖地域は山間部なので、夏は比較的冷涼ですが、冬は厳寒の地となります。季節が夏と冬しかないと言っても過言ではないくらい一瞬で秋が通り過ぎていきます。
わずかな間の富士五湖の秋を楽しみたいですね。
あと数日で11月。霜月ですね。そろそろスタッドレスタイヤの準備をしようかな。